就活中にアルバイトを掛け持ちしても大丈夫？両立のコツと注意点を解説！

就活とバイト掛け持ちの両立が本当に可能なのかをテーマに、よくある悩み・失敗例・成功のコツなどを具体的に解説していきます。
「どうしても収入を確保したい」「就活もバイトも大切にしたい」と考えるあなたに、無理のない両立方法をお届けします。

• 就活生でも掛け持ちは可能
• 就活とバイトの両立を上手にこなすコツ
• むしろ複数のバイトをこなすと就活で有利に
• 掛け持ちに向いてるバイトの選び方

就活とバイトの掛け持ちは「不可能ではない」

実際に掛け持ちしている人ってどんなひと？

就活生でもバイトを複数掛け持ちしている人の特徴

• 将来のためにスキルアップを求めてる
• 具体的に稼ぎたい金額を決めてる
• 翌月までスケジュールを管理している

成功の秘訣は時間の使い方と目的意識が明確にすることで、「なぜ働きたいのか」「どうやったら実現するか」を考えられると判断しやすくなります。実際には、目的をもって行動が出来ればアルバイト経験を自己PRにつなげられたりメリットも多い◎

忙しい状況でも、自分に必要なことを見極めて柔軟に動けるのが、掛け持ちを選ぶ就活生の特徴です。

就活とバイト掛け持ちは全員に向いてる？

就活生がアルバイトを複数掛け持ちすることによるメリットは多い反面、決して全員が当てはまる万能な選択ではありません。
自分の状況を冷静にみてみましょう。もし、シフトを増やした結果で第一志望の選考日程が組めないなどの出来事があったら本末転倒です。

自分と相性を見極める基準として「バイト中心の生活になっていないか」を振り返って下さい。
パターン別に判断基準を整理しました。

• 稼ぎたい金額を増やしたい人
  シフトの柔軟性があればそのままで問題ないが、希望の日時で働けない場合は見直し
• 学生のうちにスキルアップを目指したい人
  就活と両立できるのが前提ですが、新しいバイトを掛け持ちするのは有効です。

掛け持ちを考えるなら、まずは自分の就活スケジュールや生活リズムを整理し、「本当に今、2つ以上のバイトが必要か」を冷静に判断しましょう。

就活中にバイトを増やして後悔した事例

予定を詰め込み過ぎてしまった

就活が始まった当初は問題ないと思っていたけど、
本格化していくにつれてスケジュール管理が困難になってきたという声は少なくありません。
予定を詰め込み過ぎた結果、うまく行かなかった事例を紹介します。

▼バイトを増やした時の失敗事例

• シフトの管理を失敗してブッキングしてしまった
• 採用面接の前日もバイトで帰宅が遅く、準備や志望動機の見直しができなかった
• 体調を崩して数日寝込んでしまい、大事な選考をキャンセルすることに

他にも、何も起きなければ問題ないが、少しの電車遅延などのトラブルで大幅に遅刻になったら大変です。
ここで特に注意したいのが、スケジュールにある程度の余白を入れると、多くのトラブルに臨機応変に対応できます。

思っていた仕事と少し違って、戸惑うことも

新しく始めたバイトは、募集要項に「スキルが身につく」と書いてあったし、ちょっと興味のある業界だったので期待して応募してみたけど、想像していた雰囲気と違っていたり、ひどい場合は全く違う業務を任されるパターンもしばしば。

そういったミスマッチを防ぐためにも、面接の時に志望動機を明確に伝えましょう。
スキルアップを目的として働きたい意思をハッキリ伝えることで稼働後のゴタゴタを未然に防ぐことが出来ます。

バイトの面接でどんな先輩がどういうスキルを身に着けたか聞いてみると、働くイメージがわきやすくなります！

掛け持ちで始めたバイトは就活に活かそう

採用面接で伝えたい、掛け持ちならではの強み

採用面接でただ「忙しかったです」と終わったらもったいない…
せっかく頑張るなら、その経験を活かしてしっかりPR出来た方がお得だと思いませんか？
そこで、一般的に面接管に評価してくれそうなポイントをまとめました。

＼掛け持ちバイトで得られるスキル／

• スケジュール管理能力
• 柔軟な対応力
• 協調性・コミュニケーション力

やるべきことを整理して実行する力【スケジュール管理力】

何かの目的があってそれを限られた時間で行動することは社会に出ても十分に通用する能力と言えます。
どんな仕事であっても“人やお金やものは有限”です。その中でも成果を出すために考える力が求められるので、
学生にとって価値のある時間を有効活用するのは評価されるでしょう。

単純に遊びに行くお金が欲しいから働いてる場合でも、「いくら欲しくて、そのためにシフトの日数を決める」この思考こそが目的から逆算して実行する能力と言えます。

その場に合わせて判断し行動する力【柔軟な対応力】

異なる職場でも柔軟に対応できる力は、就活でも評価される強みと言えます。
掛け持ちすると職場ごとの独自ルールや、慣習があります。その中でうまく立ちまわるには、自分の役割を理解して求められてることに答える柔軟性が必要になります。

掛け持ち先が同じ飲食店だったとしてもお店のコンセプトや商品によって雰囲気も業務のオペレーションも変わるので、自然と柔軟な対応力が身につくはずです。
このように、職場ごとの文化や慣習の違いを受け入れて行動できた経験は、変化に強い人材としてアピールできるポイントになります。

職場ごとに違う人間関係を築く力【協調性・コミュ力】

採用面接でコミュニケーション力が重視される背景は、社会人は身内だけのやり取りにとどまらずにお客様や自社内でも部署が違う人とのやり取りが要求されるからです。より多くの人と円滑に意思疎通したり協力してもらい、信頼関係を構築していくのは業務を行う上で必要なスキルと言えます。

複数のバイトを経験していると、同年代のスタッフが多い職場もあればフリーターや主婦の方が多い職場があったり異なる世代や価値観を持った人と交流していく中で自然とコミュニケーション力が全般的に身についていきます。
無理に意識しなくても、掛け持ちバイトをしてるだけで就活にアピールできる材料が手に入るわけです。

就活生にオススメな掛け持ちバイトの選び方

• シフトの柔軟さを最優先で選ぶ
• 志望業界に近い業務内容のバイトを選ぶ
• 単発・短期バイトを組み合わせる
• 業種を分けて経験の幅を広げる
• 無理のない範囲で体調を最優先に考える

新しくバイトを始めた後に思っていたのと違うとならない為に働き方の「質」と「バランス」を意識しよう。
大切なのは募集要項の条件だけで判断しないことです。

掛け持ちを考えているなら自分に合った職場を探そう

就活で忙しくてもバイトを掛け持ちは可能です。上手に両立するためには「なぜ始めるのか」と「自分に相性がいいのか」を基準に判断すればスムーズに始めることが出来ます。

もっと言えば、就活中にバイトを掛け持ちしていた事実は採用面接の時に大きなアピールポイントになるので就活で有利になると言えるでしょう。イメージがつかない方はまずは単発バイトから始めてみるなどチャレンジしてみてもいいし、今回をキッカケにバイト先を見直してみるのもいいかもしれません。